世帯主ではれば、毎月必ずかかる物と言えば、水道代・電気代・ガス代などの公共料金ですね。一般的には毎月請求書が送られてきて、コンビニ等で支払う、もしくは口座引き落としにするのが一般的です。
年間でかかっている費用はどれくらいかご存知でしょうか。以下、総務省の統計では、一人暮らしで年間14万円以上、4人世帯で約30万円も使ってます。
2015年の世帯別の光熱費(参考:総務省統計)
世帯人数 | 月額平均 | 年間平均 |
---|---|---|
1人世帯 | 11,667円 | 140,004円 |
2人世帯 | 20,348円 | 244,176円 |
3人世帯 | 23,852円 | 286,224円 |
4人世帯 | 24,975円 | 299,700円 |
5人世帯 | 28,586円 | 343,032円 |
6人以上世帯 | 33,842円 | 406,104円 |
このように、毎月1万円以上も支払っているので、クレジットカード払いに切り替えた方が意外と節約になります。では、どの様なメリットがあるかと、切り替えた事によるデメリットもありますので、合わせてご紹介いたします。
目次
クレジットカードで公共料金を支払うメリット
メリット1:ポイントが貯まる
公共料金の毎月の金額は大したことないかと思いますが、1年を通して計算するとかなりの額になりますよね。なので、どうせ支払うなら、クレジットカード決済するだけで、単純にポイント還元率の分だけ年間の公共料金が節約できることになります。
メリット2:支払いが、まとまって管理が楽になる
クレジットカードに公共料金の支払いを一本化すれば、月々のカードの利用明細書だけで支払いの管理ができます。
電気・ガス・水道ごとに検診する日が異なりますので、都度、振替用紙が家のポスト入ってから、コンビニに何回も支払いに行くのは大変です。一本化できれば管理しやすくなり、光熱費全体の支払額を確認することで節約の意識が高まるかと思います。
メリット3:支払い忘れを防げる
カードで決済で後日、自動的に口座から引き落とされる為、うっかり支払い忘れたということがなくなります。電気・ガス・水道は支払いタイミング異なりますので手間も軽減できます。
クレジットカードで公共料金を支払うデメリット
デメリット1:口座振替割引の方が安い場合がある
電気・ガス・水道料金の口座振替による割引が受けられない為、利用金額によっては口座振替の方が割引が高い場合があります。
以下の電力会社は、口座振替によって毎月54円(税抜)の割引となります。
東京電力・中部電力・北陸電力・関西電力・中国電力・四国電力・九州電力
クレジットカードの還元率が1%の場合の分岐点は毎月の電気代が5,400円以上です。毎月の利用金額でクレカにするか、口座割引するか判断しましょう。
※備考:割引のない電力会社:北海道電力・東北電力・沖縄電力となります。
水道料金の口座振替割引は以下のとおりです。
宇都宮水道局:25円/月(税込)
東京都水道局:50円/月(税抜)
甲府市水道局:100円/1回(2ヶ月)
富山市水道局:50円/月額
京都市水道局:88円/2ヶ月
高松市水道局:100円/1回(2ヶ月)
ガスの口座振替割引は以下のとおりです。
東京ガス 54円/月額
電気・水道・ガスすべての口座割引のある場合は年額の割引額が1,944円となります。
※東京エリアは電気・ガス・水道のすべて割引対象です。
ポイント還元率と口座振替割引額の分岐点は以下となりますので現在の利用金額と比較して見て下さい。
・還元率0.5%で32,400円/月(380,880円/年)
・還元率1.0%で16,200円/月(194,400円/年)
・還元率1.5%で 8,100円/月( 82,200円/年)
月間光熱費(年間) | 還元率0.5% | 還元率1.0% | 還元率1.5% |
---|---|---|---|
1万円(12万円) | 600円 | 1,200円 | 1,800円 |
2万円(24万円) | 1,200円 | 2,400円 | 3,600円 |
3万円(36万円) | 1,800円 | 3,600円 | 5,200円 |
4万円(48万円) | 2,400円 | 4,800円 | 7,200円 |
デメリット2:カード再発行(変更)時に手間がかかる
クレジットカードをなくして再発行した場合、もしくはクレジットカードを変更した場合に再度、登録手続きは必要となります。ネットで変更手続きできるば場合なら、まだ良いですが、手続き用紙に記載して郵送する場合はかなりの手間がかかります。
※再発行は自動的にクレジット番号を引き継がれる場合ももございますので、各クレジットカード会社のHPを確認してみてください。
まとめ
クレジットカード払いの方が何かと手間が省けて便利ですので、公共料金をお得にするには高還元率なクレジットカードを利用しましょう。
おすすめのクレジットカードは以下となります。ポイント還元率1.0%以上ですので、ご自身のスタイルに合わせて選んでみてください。